教員の休みってどれくらいあるの?

教員って休みが少ない?勤務時間について

教員をやっていると部活動の顧問を任されることもあり、休みは多いとは言えないのが現状です。

 

 

一般の企業で働く会社員と比べてどうなのでしょうか?

 

一般の会社勤めの方でも、忙しい会社や人手不足気味な会社では、平気で日が回るくらいまで働くことも珍しくありません。

 

教員の方も忙しい時や準備物の多い時などはそのようになるか、持ち帰って家で片付けることもあります。

 

ただ、もう何ヶ月も睡眠時間を削って毎日休み無しってブラック企業のような環境になることはないでしょう。

 

 

夏休み中はどうしているのか?

 

夏休み中も基本的には仕事や研修をしていますね。

 

クラブの顧問では夏休みもほぼ毎日クラブ活動があります。力を入れているクラブの顧問だと一日練習なんてこともよくあることです。

 

クラブの顧問などがなく、置かれている立場によっては、夏休みや冬休みなどでまとまった休みが取りやすいこともあり、この時期に実際に海外旅行などに行かれる方もいます。

 

 

残業やクラブ活動に対する手当は?

 

残業代としてはほぼ支給されず、毎月調整給として支給されます。

 

給料の4%が教職の調整額として支給されますが、例えば残業が100時間あろうが、0時間であろうが支給されるわけです。

 

部活動などでは、自治体により金額や支給額の状況が変わりますが、平日の放課後クラブ活動に対しては手当は発生しないでしょう。

 

土日などの、一般的な休日にクラブ活動をした場合は支給されます。

 

自治体により少し違うようですが、3時間以上や4時間以上した場合で支給されます。

 

金額も500円〜2000円ということのようで、時給で考えるとなかなか厳しいものがあります。

 

拘束時間は4時間だとしても、実際に休みで家族で何処か遠くに旅行なんてことはなかなか難しい職業であると言えます。

 

 

まとめ

 

教員の仕事は給料(手当など)を追い求めるものではなく、ある意味その方の熱意がモチベーションとなり良い仕事ができるものだと言えます。

 

特にクラブ活動などは、顧問の熱意で成り立っている部分が非常に大きく、ある意味趣味として取り組める方には最高の環境であり天職であると言えます。

 

例えば、高校野球の監督がしたくて教員になったり、バレーの指導がしたくて教員を目指したりする方もいるわけで、部活動が成り立っているのもこのような背景があるからでしょう。

 

給料などに固執せず、生徒の成長を自分の喜びと感じることができる方。仕事に熱意をもって楽しめる方はまさに教員は最高の仕事であると言えます。

 

これだけ働いたのに給料上がらないなら適当にやっておこうなどといった考えの方には、仕事が苦痛になるかもしれません。

 

 

 

 


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